2009年8月25日
各 位
積水化学工業株式会社
積水ホームテクノ株式会社
酒井医療株式会社

介護ユニットバス専用小型入浴装置を共同開発

-入浴者の介護度に応じた高い可変性が強み-


■コンパクトサイズのユニットバスへの入浴装置搭載ニーズに対応

■酒井医療社のノウハウを盛り込んだ昇降機能付き介護浴槽を採用

■9月29日から開催の国際福祉機器展に出展



積水化学工業株式会社(代表取締役社長:根岸修史)の100%子会社である積水ホームテクノ株式会社(社長:近藤 規郎 以下積水ホームテクノ)と、 酒井医療株式会社(代表取締役社長:加藤毅 以下酒井医療)は、高齢者専用賃貸住宅(高専賃)向けユニットバスに搭載する小型入浴装置付パーソナルケア浴槽 「パンジーu」を共同開発し、2009年10月より販売を開始します。


積水ホームテクノでは、昨年10月、個浴・個室用浴室ニーズに対応したコンパクトサイズのユニットバスを発売。16系(浴室の幅が1600mm)サイズのユニットバスと、 さらにコンパクトな12系(同1200mm)サイズのユニットバスをラインアップしました。今回新たに14系(同1400mm)サイズを加え、入浴装置およびリハビリテーション 機器事業に定評のある酒井医療のノウハウを盛り込んだ小型入浴装置付パーソナルケア浴槽「パンジーu」仕様を付加した点が特徴となっています。 これにより、入居者の身体機能に合わせた入浴を行える可変浴室の商品ラインアップを更に強化しました。


これからの高齢者専用住宅は、団塊世代の高齢化とともに市場拡大が予測されています。自立高齢者向け賃貸マンションや要介護者を対象にした賃貸住宅、 要介護レベルを意識した賃貸住宅など、多種多様な高専賃の登場も予想されます。今後も両社のコラボレーションにより、高専賃市場の開拓を積極的に推進していきます。

1.市場背景

介護保険制度の見直しが行われ、施設介護から在宅介護へという方針が打ち出された2006年以降、介護型療養病床の削減、特定施設の建設にも規制がかかり、 今後は自治体への届出の必要がなく総量規制の影響を受けない高専賃や、住宅型有料老人ホームの市場拡大が見込まれています。2015年には高齢者人口は約3,300万人 (2007年2790万人)に増加し、高齢者居住施設は需要の拡大と多様化が進むと考えられています。また、現在の介護施設では介護スタッフの不足が大きな問題となる一方、 入居者の介護度上昇によるケアの質の低下が懸念されています。積水ホームテクノでは、介護施設向け浴室市場で、大型浴室での浴槽レイアウトの変更や機械浴槽への交換により、 入居者の介護度上昇と介助者の労力軽減という相反する課題に対応してきました。今後、さらに進展する高齢化社会の住まいや施設など多様化するニーズに対応するために、 介護用の中小型バスの商品開発を強化、高齢者市場でのシェアアップを図っていきます。

2.新製品の概要

新商品のポイントはまず14系サイズのユニットバスを設定したことです。これにより個室の大きさにあわせて大型浴室からコンパクトな浴室まで幅広いラインナップが揃いました。 そして、この浴室に新たに共同開発した業界一コンパクトな介護浴槽を搭載します。

この介護浴槽は、入り口に上下開閉扉を設け、入浴者が浴槽の縁をまたぐ動作を行う際の負担を低減。また、スライド&ターンが可能な座面を載せた昇降ユニットにより、 入浴時の移動や介助が容易に、かつ安全に行えます。これにより自立した入浴から介護者による入浴支援まで、入居者の身体機能レベル、介護度に合わせ仕様が可変できる(4段階) ことが特徴となっています。

このほかに、浴槽縁手すりを組み合わせることで、入居者の浴槽へのアプローチを一層、容易、安全に行えるようにしました。また、昇降ユニットに、 オプションで昇降ユニット手すりを取り付けることで、入浴者の姿勢を安定させ、座面上昇時に生じる不安感を軽減することも可能となります。 浴槽はAC(交流)電源によって供給するため、バッテリーの抜き差しや充電の必要が無く機器の操作が容易に行えます。

価格はユニットバス標準浴槽タイプで1416サイズが113万円から、1418サイズでは126万円から。ユニットバス「パンジーu」浴槽搭載タイプの場合は、 1416サイズが303万円から、1418サイズでは316万円からとなっています(施工費別)。なお、「パンジーu」のリース販売も可能です。

3.国際福祉機器展へ出展

積水ホームテクノは、第36回国際福祉機器展(東京ビッグサイト東ホールにて9月29日?10月1日開催)に出展します。 ブース内には、介護・自立支援浴室新製品Wells KGS・KGKシリーズを展示します。施設個別入浴向けゾーンでは、 新入浴スタイルの提案を行うほか、最高級の木曽ヒノキ浴槽を使用したユーザー可変タイプと利用者の身体能力に合わせた介助方法が選択できる ユーザー可変タイプ浴槽のKGSシリーズ大型浴室、さらに高齢者専用賃貸住宅ゾーンでは今回発売の新商品を展示、自立入浴から介護入浴までの快適入浴を体感できます。



Wells KGKシリーズ 1418
パーソナルケア浴槽「パンジーu」搭載品



<ご参考>

(1)積水ホームテクノの概要

・本社所在地 大阪府大阪市淀川区宮原3-4-30 ニッセイ新大阪ビル17階
・代表者 代表取締役社長 近藤 規郎
・資本金 3億6千万円
・売上 約393億円(2009年3月期)
・従業員数 約390人
・主な事業内容 住宅用設備機器の製造、販売
住宅用建材及び関連部材の販売
商品付帯工事及び建築関連工事
メンテナンス、リフォーム工事

(2)酒井医療株式会社の概要

・本社所在地 東京都文京区本郷3-15-9
・代表者 代表取締役社長 加藤 毅
・資本金 9000万円
・売上 約76億円(2008年12月期)
・従業員数 約300人
・主な事業内容 医療機器、介護福祉機器事業
入浴装置事業、リハビリテーション機器事業

<本件についてのお問い合わせ先>

【報道関係の方】
■積水化学工業株式会社 コーポレートコミュニケーション部 広報グループ 佐藤・古賀 TEL:03-5521-0522
■酒井医療株式会社 経営企画室 平岡 TEL:047-497-1911

【一般のお客様】
■積水ホームテクノ株式会社 事業統括部 開発営業部 山岸・福森 TEL:03-5348-6351
■酒井医療株式会社 営業部 伊藤 TEL:047-497-2967

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